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あんずジャーナル

2015年6月10日 イベント

工場見学会を開催しました!

杏林舍では印刷がどのような工程で行われているのかをお見せして、杏林舍をもっと知っていただこうと、4月下旬に、弊社と取引のあるイベント運営会社の皆様を川口工場にお招きし、工場見学会を実施いたしました。

はじめに、工場内にある会議室にて、営業企画部長の金子が印刷の歴史から工場の設備や印刷工程について解説しました。活版印刷時代には、職人が活字を一つひとつ選んではめ込んでいったと、当時使用していた活字をお見せしながらお話すると、参加者の皆さんから感嘆の声が上がりました。印刷工程については、実際の「版」を使用した面付け作業をお見せし、台割の重要性について説明を行いました。終了後には見学者の方より「校了後に簡単な文字修正を依頼してしまうことがありますが、データを書き換えるのではなく、大きな版を作り直す必要があることを初めて知りました。これは、時間的にもコストの面でも大きなロスに繋がりますね」という感想も聞かれました。

いよいよ工場に入り、見学スタートです。

まずは、デジタル印刷機のご紹介。「最近では電子版の抄録も増え、必要とする人数分だけ印刷物を制作したいという少ない部数のオーダーも増えてきました…」と説明をしている間に、1冊分の印刷が完了。そのスピードに皆さん大変驚かれていました。

次に、オフセット印刷機へと向かいます。まずは印刷機の大きさに皆さん圧倒された様子です。大きな音を出しながら元気に回り続ける印刷機。それに負けじと大きな声で説明いたしました。製版機で刷られた版を印刷機にはめ、紙とインクをセットして印刷を開始します。印刷機が回っている間も刷り上がりの確認をこまめに行い、不備がないかチェックしています。そうしてようやく印刷が完了しました。

最後に杏林舍の歴史が詰まった資料室をお見せしました。活版印刷で作られた数十年前の雑誌や抄録集を手に取り、「様々な学会の歴史がわかる貴重な場所ですね」との嬉しいお言葉も聞かれました。見学会終了後には、「印刷に関する理解が深まり、仕事を進めていく上で大変有益でした」との感想もいただきました。

このような見学会に興味のある企業や学協会様は是非ご連絡ください。杏林舍の業務についてご説明させていただきます。

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