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あんずジャーナル

2017年6月12日 製品・サービス »ScholarOne

Clarivate Analytics Publisher Forum 参加レポート

3月下旬に弊社スタッフがClarivate Analytics社(旧Thomson Reuters IP & Science)の本社を訪問しました。訪問中はScholarOne Manuscriptsの担当チームや、Web of Scienceの担当チームなど、幅広い部署の方々とお会いする機会がありました。

Clarivate Analytics社の本社はアメリカのペンシルベニア州・フィラデルフィアにあります。フィラデルフィアはアメリカの一番最初の首都であり、非常に歴史の深い街です。現在は再開発が進んでいるようですが、街のいたる所に歴史的建造物が多くみられます。なお、フィラデルフィアについては過去にこちらの記事にも書かれていますのでご覧ください。

今回のClarivate Analytics社への訪問で特に印象深かったのは、Web of Science担当のチームは、コンテンツ管理責任者、およびジャーナル収載審査の担当者に直接お会いし、Impact Factor取得までの審査プロセス、また審査対象の内容や条件についてレクチャーをいただく機会がありました。その中でも Emerging Sources Citation Index(ESCI)を通じたジャーナルの収載申請は、我々にとっても新しい情報です。

杏林舎は出版をサポートしているジャーナルに対して既に Emerging Sources Citation Index(ESCI)への申請サービスを提供しています。ご興味のある方は、弊社の営業担当にお問い合わせください。

ScholarOne Manuscripts User Conference 2017 in マドリード 参加レポート

5月3、4日の二日間にわたり開催されたScholarOne Manuscripts (S1M) User Conferenceに、今年も弊社S1Mサポートチームが参加しました。S1M User Conferenceは年に1回、開発元のClarivate Analyticsが主催となり、世界各国のユーザーを招いて開かれるカンファレンスです。今回はタパスの美味しい街、スペインの首都マドリードにて開催されました。


スペインの政治・経済の中枢を担いつつ中世の面影を色濃く残すマドリードの街並み


カンファレンス会場

今年も盛り沢山のプログラムで、アメリカ、イギリスをはじめ各国から100名の参加者が集結し、カンファレンスの冒頭ではS1Mの統括責任者であるJosh Dahl氏より新社名についての説明がありました。

昨年皆様へご案内しましたように、2016年10月3日付でThomson ReutersのIP & Science事業の資本元がOnexおよびBaring Asiaへ移行され、社名も「Clarivate Analytics」に変更されました。
以前はThomson Reutersの1事業として運営されていましたが、現在はClarivate Analyticsの単体事業として運営されることとなり、S1Mのロゴなども変更中です。
また、企業としてのミッションもリニューアルされています。

新たなミッション

Clarivate Analyticsは、世界中のお客さまに信頼の置ける知見や分析を提供することでイノベーションを加速させ、新しい技術ソリューションのより迅速な発明・発見、保護、事業化をサポートします。

新しいミッションの紹介とともに、「単体事業となったことで、今後は以前に比べより柔軟にシステム改善のための投資が行えるようになります。」と報告がありました。
弊社スタッフも、今年に入りシステムのアップデートの頻度が上がってきているなど、昨年までにはなかった違いを実感しています。 新体制への移行後、品質管理には良い意味で変化がみられ、サポートも以前と変わらず誠実かつ迅速に対応されています。

また、Clarivate Analyticsは、以下にフォーカスして、Web of ScienceなどS1M以外のサービスについても今後も変わりないサービスを提供していきますとのことでした。

  • 科学と学術研究
  • 生命科学
  • 特許調査
  • 工業規格
  • 知的財産マネジメント
  • 商標調査、登録、管理
  • ドメインとブランド保護

挨拶の最後には、今回のカンファレンスのテーマ「Knowledge into Action」について、過去と現在を比較した学術出版フローの進歩を紹介しました。
紙媒体での郵送がオンライン化し、公式な識別子などなかった論文にDOIが付与され、出版されればそれで十分とされていたことがジャーナルのインパクトにもこだわるようになるなど、この数十年で学術出版業界は目覚ましい進化を遂げています。
また現在のトレンドとしては、オープンアクセス化、悪徳出版および不正論文の取り締まり、論文のインパクト向上などに向けた取り組みがクローズアップされているとのことです。


Josh Dahl氏によるカンファレンスでの冒頭挨拶

メインプログラムでは、オープン・ピアレビュー、世界中での査読状況の統計データ、プレプリントの動向についてなど興味深いプログラムがいくつもありました。プレプリントは特にここ2~3年で登載数が急増し、それに伴い新規プラットフォームの数も増えているようです。
S1Mロードマップの目玉として、昨年のカンファレンスで公表された会議ツールがいよいよ近日中にリリース、その他にも次回のバージョンアップで査読者の画面インターフェースの大幅改善なども予定されています。

各プログラムの詳細は次号のS1M NEWS Vol.14でお届けしますので、楽しみにお待ちください!

※最新のS1M NEWS Vol.13の特集は、『国内の査読状況「査読依頼・日数」の集計結果』です。
http://www.kyorin.co.jp/modules/scholarone/index.php?content_id=7

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