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S1MNEWS No.4

第4号 特集 第4号 特集公正な論文を出版するための基礎知識

学術論文の出版における問題が世界的に増える中、国内外の研究機関ではその対策を真剣に模索しています。一口に「問題」と言ってもその内容や原因、背景は多種多様かつ重層的であり、CrossCheck剽窃検知ソフトを導入すればすべての問題がすぐに解決できるわけではありません。論文を執筆する研究者はもとより、研究を支援する研究機関や研究成果を出版する機関などが、問題の発生を防ぐために出版倫理に関する基本的知識を身につけることが重要です。
学術出版において起こり得る問題にはどのようなものがあるのか、もし不適切な論文が投稿された場合、それらを編集過程で見分けるにはどんな方法があり、剽窃検知ソフトで判定できない問題はどうすればよいのか、そもそも著者が、問題となる論文を投稿しないようにするにはどのような対策があるかなど、様々な知識とノウハウが必要であり、最新の手法を学び続ける努力も重要です。
学術出版倫理の対応に早くから取り組んでおられる日本疫学会様では、問題となる論文の出版を防ぐために次のような取り組みをされています。

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JEにおける問題回避のための対策

① 国際的な基準に則った確固たるジャーナルポリシーを策定

JEでは、ICMJE(国際医学雑誌編集者委員会)やCOPE(出版倫理委員会)など、学術出版における問題解決のための国際的な組織が推奨している倫理基準を参考にして、ジャーナルポリシーを決めています。分かりやすい投稿規程を心がけ、著者にはAuthorship form(オーサーシップフォーム)や利益相反申告のためのフォームの提出を義務づけています。

② COPEの会員になって情報を収集

COPEでは剽窃・盗用や重複出版の疑いがある論文に対応するための手順(COPEフローチャート)や出版ガイドラインを用意している他、会員教育のためのe-LearningやWebセミナーも開催しており、JEはCOPEの会員になって様々な情報を収集しています。

③ 出版倫理セミナーを開催

JEでは、出版倫理の専門家によるセミナーを学会員向けや編集委員向けに開催しています。

④ 最新の出版倫理情報をアップデート

様々な問題に対応するため、JEでは次のような情報収集を続けています。
①Council of Science Editors(CSE)などの編集者会議に出席する。
 → http://www.councilscienceeditors.org/
②Committee on Publication Ethics(COPE)のWebサイトで最新情報を収集したり、Webセミナーに参加する。
 → http://publicationethics.org/
③International Committee of Medical Journal Editors(ICMJE)のWebサイトを参照する。
 → http://www.icmje.org/
④Retraction WatchのWebサイトを参照する。
 → http://retractionwatch.com/

 

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S1MNEWS2014年10月8日発行 第4号

主な記事
■ S1M ユーザーカンファレンス2014 開催レポート
■ 「論文の不正」が騒がれる今こそ考え直したい研究・出版倫理
■ e-form の使い方例

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