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あんずジャーナル

2023年11月2日 お知らせ

エンジニアリング系データベース「Engineering Village」とは?

Engineering Village (エンジニアリングビレッジ)はElsevierが提供するエンジニアリング情報ツールの統合データベースです。世界トップクラスの理工学系大学の75%以上に利用されており、世界有数の専門データベースでもあります。
2023年現在は12個のデータベースから構成され、その一つであるCompendexはエンジニアリング系に特化したフラグシップとして包括的かつ信頼性の高いコンテンツを収載しています。

こうした著名なデータベースに収載されることはジャーナルの露出機会の増加につながりますし、ジャーナルの質を証明することにも繋がりますので、とても有力なプロモーション方法の一つです。
データベース収載となるとジャーナル・インパクトファクターが付与されるESCI(Web of Science)に目が行きがちですが、今回ご紹介したEngineering Villageや生命医学系であればPMCやMEDLINEといった専門に特化したデータベースに収載されることで、よりジャーナルのスコープにあった研究者の目に留まりやすくなります。

杏林舎では様々な学術情報データベースへの収載を目標としたコンサルティングを提供しています。収載を目指しているけれど何をすればよいのかわからない、そんなお悩みをお持ちの方はぜひお問い合わせください。

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2023年10月26日 お知らせ

【記事紹介】ジャーナル・インパクトファクター(JIF)の取得にあたって

論文誌の指標といえばジャーナル・インパクトファクター(JIF)が広く使われていますが、国内で発行されている雑誌のうち何誌が取得しているかご存じでしょうか。
正解は2023年10月現在で353誌です。国内でも3,500誌以上の学術誌が発行されていますので、JIFを取得できているのは10%以下しかありません

そんなJIFを創刊からわずか6年で取得した国内ジャーナルがあるといったら驚きませんか?
杏林舎HPではそんな学会誌の創刊に携わった初代編集委員長と2代目編集委員長のインタビュー記事が公開されています。ぜひご覧ください!

 


ジャーナル・インパクトファクター(JIF)の取得にあたって(JARC誌 編集委員長インタビュー)

 

S1MNEWS2023年10月発行 第24号

主な記事
■【特集レポート】ジャーナル・インパクトファクター(JIF)の取得にあたって(JARC誌 編集委員長インタビュー)
※インタビュー記事全文はこちら
■Journal Impact Factor取得までのステップと維持向上のポイント
■<S1M機能紹介> Log in Using Web of Science


>過去のS1MNEWSはこちら
2023年10月17日 お知らせ

S1MNEWS No.24 発行のお知らせ

お待たせしました、S1MNEWS No.24 発行しました。

今号は、本年度にジャーナル・インパクトファクター(JIF)を取得された日本大腸肛門病学会様の英文誌の“初代編集委員長”宮島先生と“現編集委員長”石原先生にインタビューさせていただきました。
明確なビジョンを持って、目標に辿り着くまでに必要なステップを1つずつ着実にクリアされていったこと、今後のジャーナルとしての質の維持・向上についてのお話をうかがうことができました。インタビュー記事全文を紙面に収められませんでしたため、続きを弊社Webサイトに掲載しておりますのでそちらも是非ご覧ください。

また、S1Mのトップページに「Log in Using Web of Science」が表示されるようになりましたので、ご活用いただければと存じます。ご不明な点がございましたらScholarOneサポートセンターまでお問い合わせください。

S1MNEWS2023年10月発行 第24号

主な記事
■【特集レポート】ジャーナル・インパクトファクター(JIF)の取得にあたって
(JARC誌 編集委員長インタビュー)
※インタビュー記事全文はこちら
■Journal Impact Factor取得までのステップと維持向上のポイント
■<S1M機能紹介> Log in Using Web of Science

2023年10月12日 お知らせ

Compendex 申請コンサルティングサービス モニター募集中!

国際的なデータベースに収載されるためには国際基準に沿ったジャーナル運営を行い、データベースの収載基準を満たす必要があります。
Engineering Villageも例外ではありませんが、今回Compendexへの申請を検討されているジャーナルを対象に申請条件を満たすためのコンサルティングと申請作業の代行に関するモニターを募集致します。

募集要項

■募集期間

2023年10月30日まで

■募集数

3誌

■モニター選定

トライアルの趣旨を勘案して選考の上、当選者にはご連絡させて頂きます。

■モニター特典

  • Engineering Villageを構成するデータベースの一つであるCompendexの収載条件を満たすためのコンサルティング(各種規程、ジャーナルHPの改善提案を含みます)
  • 申請作業の代行およびElsevierとの窓口業務

応募条件

  1. エンジニアリング系のジャーナルであること
  2. まだCompendexに収載されていないこと
  3. アンケートやインタビュー等に協力して頂くこと
  4. 収載された場合は杏林舎HP等で事例として紹介することに同意すること
  5. 半年以内の申請を目標として協力してくれること(HPや投稿規定等の大幅な変更が必要となる可能性があります)

<注記>
※論文(研究)の質に関するコンサルティングは含みません。
※収載を約束するものではありません。

募集は終了しました

2023年9月15日 製品・サービス »ScholarOne

英文誌だけじゃない! 実は和文誌も収載しているデータベースって?

ジャーナルをより多くの読者に届けるためには、ジャーナルの露出機会を増やして多くの人に知ってもらう必要があります。

そのために著名なデータベースに収載されることはとても効果的な方法です。英文誌ではPMC(旧PubMed Central=米国の国立医学図書館が提供する生物医学・生命科学系オンラインジャーナルの論文アーカイブ)が有名ですが、PMCに収載されたジャーナルの掲載論文はPubMed上で全文が公開されます。PubMedといえばライフサイエンス系文献の検索エンジンとしては世界最大級ですので、潜在的な読者層が大きく広がります。実際に杏林舎でコンサルティングを行っているジャーナルでもPMCに収載されたことがきっかけで論文の閲覧数が増え、海外からの投稿が大きく増えたという事例があります。

ではこうしたデータベースに和文誌が収載されるにはどうすればよいでしょうか?

各データベースは収載対象となるジャーナルの条件を公開していますので、まずはそちらを確認してみましょう。以下に代表的なデータベースをご紹介します。

Directory of Open Access Journals(DOAJ)

DOAJは“信用できる”オープンアクセス (OA) 誌のデータベースです。2000年代以降数えきれないほどOA誌が登場していますが、中には投稿料の搾取を目的としたジャーナル(通称ハゲタカジャーナル)もあり大きな問題となっています。DOAJは独自にOA誌を審査し、国際的な基準を満たした“信用できる”OA誌のみを収載したデータベースです。DOAJに収載されることはジャーナルが国際的基準を準拠しており、かつ信用できるOA誌であることの客観的な証明といえます。他のDBとは審査基準が異なり、きちんと準備を進めれば比較的収載されやすいので、OA誌が最初に目指すデータベースとしてもおすすめです。

【対象ジャーナル】
・国際基準への準拠:必須
・ジャーナル言語:全般
・分野:全般
・発行形態:オープンアクセス

 

Web of Science - Emerging Sources Citation Index(ESCI)

ESCIはClarivate Analyticsが提供するWeb of Science (WoS) を構成するデータベースの一つです。2015年に登場し、小規模でも存在感を放つジャーナルや成長過程にある分野のジャーナルも収載対象としています。WoSは世界有数の学術情報データベースであり、これまで収載されるとジャーナルインパクトファクター(JIF)が付与されることから非常に人気のあるデータベースです。一方でインパクトの大きいジャーナルだけを収載していたことから、収載のハードルが最も高いデータベースの一つでした。
しかしESICの登場によって収載の間口がぐっと広がり、また2023年からはESCIの収載誌にもJIFが付与されるため、これまで以上に注目を集めています。

【対象ジャーナル】
・国際基準への準拠:必須
・ジャーナル言語:全般
・分野:科学系全般
・発行形態:全般

 

PubMed – PMC

PMC(旧PubMed Central)は米国の国立医学図書館が提供する生物医学・生命科学系オンラインジャーナルの論文アーカイブです。PMCに収載されたジャーナルの掲載論文はPubMed上でフルテキストが一般公開されることになります。 MEDLINEに比べると審査が通りやすいといわれていますので、生物医学・生命科学系でオープンアクセス化している英文誌にお勧めです。

【対象ジャーナル】
・国際基準への準拠:必須
・ジャーナル言語:英文誌のみ
・分野:生物、生命科学系
・発行形態:オープンアクセス誌のみ

 

PubMed – MEDLINE

MEDLINE(Medical Literature Analysis and Retrieval System Online)は米国の国立医学図書館が提供する生物医学・生命科学系の文献の書誌情報オンラインデータベースです。 2022年現在、世界80カ国以上の国で出版された5,600以上の学術誌が収載されています。主として、1950年代以降の生命科学に関する非常に広い範囲の文献をカバーしており、医学、薬学、看護学、歯学、衛生学、獣医学、生化学、分子生物学、植物生理学から現代的な生命科学のほぼ全領域を網羅しています。PMCあるいはMEDLINEに収載されたジャーナルはPubMedで検索できるようになります。PMCに比べると審査は厳しく厳選されたジャーナルだけが収載されています。多くが英文誌ですが条件を満たせば和文誌も申請が可能です。

【対象ジャーナル】
・国際基準への準拠:必須
・ジャーナル言語:全般
・分野:生物、生命科学系
・発行形態:全般

 

Scopus

Scopusはエルゼビアが提供する世界最大級の抄録・引用文献データベースです。世界中から集められた28,000タイトル以上の逐次刊行物(査読誌・業界誌・ブックシリーズ)や303,000タイトル以上の書籍などから9,100万件以上の文献を収録しています。
ScopusはWeb of Scienceと双璧をなす巨大なデータベースですが、小規模なジャーナルでも審査が通りやすいとされています。全分野(科学・技術・医学・社会科学・人文科学)が対象であり、英文誌のみならず一定の条件を満たせば和文誌でも申請が可能です。

【対象ジャーナル】
・国際基準への準拠:必須
・ジャーナル言語:全般
・分野:全般
・発行形態:全般

 

Engineering Village – Compendex

Compendexはエルゼビアが提供する理工学系の統合データベースであるEngineering Villageに収載されている工学分野の書誌情報データベースです。Compendexを含むEngineering Villageは世界トップクラスの工学系大学の75%以上に利用されている理工学系では世界有数のデータベースとなっています。
Compendexは工学分野では世界有数のカバー範囲をもち6,500以上のジャーナル、会議録を収録、1,500万件以上のレコードを収録しています。工学分野のジャーナルであれば英文誌のみならず一定の条件を満たした和文誌も申請が可能です。

【対象ジャーナル】
・国際基準への準拠:必須
・ジャーナル言語:全般
・分野:工学系
・発行形態:全般

 

上記は世界中で使われている代表的なデータベースの一覧ですが、対象ジャーナルを見ると言語を限定していないところの方が多いことがお分かりいただけるでしょうか。いずれも海外のデータベースですし収載誌は英文誌が中心ですが、実は条件を満たせば和文誌も収載される可能性があります。

これまで会員向けの雑誌が多かった和文誌ですが、徐々に会員外からの投稿を認めたり、オープンアクセス化を進めたりしているジャーナルも増えています。その様なジャーナルは特に会員外での認知度を上げるためにも代表的なデータベース収載を目指してみてはいかがでしょうか。

杏林舎では和文誌、英文誌どちらにもジャーナルコンサルティングを提供しています。 目標とするデータベースの選定から申請準備、データベースの窓口業務、データベース用のデータ作成までワンストップでご提供しています。

ジャーナルコンサルティングに興味を持たれた方はぜひ杏林舎までお問い合わせください。
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