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あんずジャーナル

2018年12月20日 ご挨拶

年末のご挨拶

今年もクリスマスが終わればあと一週間です。寒い日が続きますね。

2018年は、ScholarOne Manuscripts User ConferenceやISMTEに参加し、あんずジャーナルやS1Mニュースを通じてユーザーの皆様に最新の情報をお届けすることができました。
また、自動組版システムなど学術ジャーナルの新しいサービスをリリースし、ご好評いただいております。

来年は年号が変わり、新たな時代が始まります。皆様への感謝の気持ちを大切に、時代に合わせて様々なサービスを充実させてまいります。

それでは少し早いですが、年末のご挨拶とさせていただきます。
どうぞ良い年をお迎えください!

PS. 2019年カレンダーのお知らせ
杏林舎カレンダー、皆さんのお手元にもそろそろ届いていますか?
卓上版の表紙は干支のイノシシをモチーフに、来年のラッキーカラー「レッド・ホワイト・ゴールド」を取り入れた3パターンをご用意しました。
たくさん使っていただき、皆様にラッキーが舞い込みますように!

年末年始休業のご案内
休業期間:2018年12月29日(土曜日)~2019年1月6日(日曜日)9日間
※2019年1月7日(月曜日)午前8時30分より営業を開始いたします。
※年末年始休業について、詳細はこちらをご覧ください。

2018年9月25日 トリビア

常時SSL化でwebサイトを安全に運営しよう!

インターネットで買い物をしたり、会員ページへログインする時、個人情報を入力することがありますよね。この個人情報を守るために、インターネット上ではSSLという安全な通信方法で情報をやりとりしています。

これまでこのSSLは主に個人情報を入力・表示するページなどに利用されてきましたが、インターネットを取り巻く環境の変化から、すべてのページでSSLを利用するwebサイトが増えてきました。
すべてのページをSSLにすることにどのようなメリットがあるでしょうか。詳しく解説します。

Webの豆知識

第9回: 常時SSL化でwebサイトを安全に運営しよう!

スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、公衆無線LAN(Wi-Fi)が充実して、いつどこにいてもインターネットへ簡単にアクセスできるようになりました。
しかし便利になった反面、セキュリティ対策が行われていないWi-Fiスポットや、悪意を持って個人情報を取得しようと... →続きを読む

Webの豆知識 バックナンバーはこちら

2018年9月21日 お知らせ

「GDPR」NEJMの対応 ― ISMTE(国際マネージング&テクニカル編集者学会)参加レポート

米国メリーランド州ボルチモアで開催されたISMTE(International Society of Managing and Technical Editors=国際マネージング・テクニカル編集者学会)に参加しました。

今回のISMTEでは、EUで5月に施行されたGDPRについてNew England Journal of Medicine(NEJM)による発表がありました。このGDPRはEU圏内におけるプライバシー保護法で正式名称はThe EU General Data Protection Regulation (EU一般データ保護規則)です。

この法律は

  1. EU圏内だけでは無く、全世界からEUにアクセスする組織が対象
  2. 営利企業だけでは無く、非営利組織も対象
  3. EU圏内にいる全個人の情報が対象(EU訪問中のEU外居住者の情報も対象)
  4. 最大の制裁金は2千万ユーロ(約25億円)
  5. 制裁対象は全世界

と非常に厳しい内容となっています。

そのなかでNEJMの取組みが紹介されました。主な内容は

  1. 個人情報の扱いに関する方針の記載
  2. 投稿査読状況等のレポートに著者名やメールアドレスを記載しない
  3. 投稿査読システムに初めてアクセスする際に、個人情報やCookieの扱いに関する方針に同意を得る

なお、3. については皆様もScholarOne Manuscriptsへのアクセスで同様の内容をお読みいただいているかと思います。

この件は法律に関することなので、発表者も詳しい説明をすることは困難な様でした。また、新しい法律なので判例が無いため、法律の色々な解釈が可能であり、誰もどう対処して良いのかが分からない、という状況です。実際にNEJMの発表者も発表の前に「私は弁護士ではない。私がこれから発表することは、NEJMの取組みであり、発表の内容に関して一切の責任を追わない」と宣言していました。

GDPRはSNSやITを通じた個人情報の流出を防ぐためにし、それらに抜け道を与えない様に作られた法律だと言われているので、特に厳しい法律となっているようです。学術出版業界への影響はまだまだ分かりませんが、これからも注視する必要がありそうです。

現在、日本の個人情報保護委員会とEUデータ保護委員会の間で、相互のデータ保護に関する法律が同レベルであるとの「十分性認定」について協議が進んでいるとのことです。

杏林舎では、これまで以上に個人情報の保護についてしっかりと対応してまいります。

ISMTEで収集したその他の情報は、次回のS1M Newsで公開します。

※ New England Journal of Medicineは弊社が販売サポートするオンライン投稿・審査システム「ScholarOne Manuscripts」を利用しています。

2018年1月26日 ニュース

Googleが「医療や健康」に関する検索結果を大幅に改善 ー学協会サイトのアクセスに好影響ー

Googleは昨年12月、医療や健康に関連する検索結果を改善したと発表しました。

Google ウェブマスター向け公式ブログ:  医療や健康に関連する検索結果の改善について
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/12/for-more-reliable-health-search.html

この変更は、医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。本アップデートは医療・健康に関連する検索のおよそ 60% に影響します。

根拠のない医療情報が検索結果の上位を占めていた

一昨年、IT系企業の運営する広告収入を目的とした医療・健康情報サイトが、医学的根拠のない記事や、他の医療系サイトから無断転用した記事を大量に掲載し社会問題に発展しました。
これらの記事が医療や健康の検索結果で常に上位を占めていたため、Googleが改善を図ったのではないかといわれています。

この改善により、学協会をはじめ医療関係者や医療機関の公式サイトがより上位に表示されやすくなりました。

学会サイトのアクセスが急激に増加

弊社のお客様のサイトでもこの影響を確認しています。
毎月のアクセス数が平均60~70万であったある学会のサイトが、検索結果の改善が行われた数日後に突然アクセスが急増し、つながりにくくなってしまったということがありました(現在はサーバを強化し快適に接続されています)。このサイトの12月の平均アクセス数は100万でした。

年末年始一時的に数値は落ちたが、1月は100万以上のアクセスを常に維持、1月9日には170万アクセスを記録。

12月に突然アクセス数が増えた、ここ最近サイトの動きが重い、という学協会様はこの影響が出ている可能性があります。

ユーザーに正しい情報を届けるために

Googleは発表の中で、医療関係者に対し次のようなアドバイスを送っています。

毎日数百万件以上の医療や健康に関する日本語のクエリが Google で検索されています。これを分析してみると、医療の専門用語よりも、一般人が日常会話で使うような平易な言葉で情報を探している場合が大半です。

コンテンツを作る際に、ぜひ、このような一般ユーザーの検索クエリや訪問も考慮に入れてください。ページ内に専門用語が多用されていたら、一般ユーザーが検索でページを見つけることは難しくなるでしょう。内容も分かりづらいかもしれません。

※クエリ…検索画面にユーザーが入力した単語や言葉

上位を占めていたIT系企業の健康情報サイトは、内容に深刻な問題はあったものの「わかりやすい言葉で文章を記述していた」という点で人気があったと考えられます。症状を調べたい人や患者さんが求めるのは「わかりやすい説明」です。

検索されやすい環境が整った今、「正しく、わかりやすい、最新の情報」を発信することが医療関係者に求められています。

2018年1月1日 ご挨拶

年始のご挨拶 2018

新年あけましておめでとうございます。
本年もご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

『S1Mニュース』や『あんずジャーナル』を通じて、海外の学術ジャーナルの動向など様々な情報を皆様にお伝えしてまいります。
また、英文誌を中心としたサービスのさらなる充実を予定しております。どうぞご期待ください!
新年の営業は1月5日(金)より開始いたします。

PS. 杏林舎からの年賀状、届きましたか?
今年の年賀状は海外の学術ジャーナルに関するサービスの充実を中心としたご挨拶となっております。ぜひご覧ください!

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