杏林舍:Seekl、ResearchGate社とパートナーシップ契約を締結
この度、杏林舍:Seekl(ジャーナル・コンサルティング)はドイツを拠点とするResearchGate社とパートナーシップ契約を結び、同社が提供する世界最大の研究者向けSNS「ResearchGate」のジャーナル向け新サービス「Journal Home」を、日本で初めて提供開始する運びとなりました。
Publisher announcement
ResearchGate and Seekl announce Journal Home partnership for open access journals collection
Seeklとは
新規創刊から編集・出版体制の強化、国際データベースへの収載やジャーナル・インパクト向上まで、ジャーナル運営に関わる問題解決・サポートを通じて国際水準のジャーナル運営を提供するコンサルティングサービスです。
ジャーナル・コンサルティング Seekl:https://seekl.jp/
ResearchGateとは
ResearchGateは、世界最大級の研究者専用SNSです。最大の特徴はフォロー/フォロワーという人のつながりに加えて、論文を介したネットワークが形成されることです。これにより専門分野の新しい論文を発見したり、研究分野に応じたコミュニティ形成や共同研究の機会を創出しています。
2008年にスタートし、今では世界中で2600万人以上の研究者が利用するResearchGateですが、このネットワークを活用したジャーナル向けのサービスが「Journal Home」です。
ResearchGate:https://www.researchgate.net/
Journal Homeとは?
「Journal Home」は、ジャーナル専用ページ(Journal Profile)をResearchGate上に開設できるサービスです。Journal Profileでは、論文の公開やインパクトファクター・査読期間などのメトリクスを表示でき、ResearchGate内ネットワークを通じて多くの研究者にジャーナルをアピールできます。すでに大手出版社が導入を開始し、多くのジャーナルで成果を出しています。
Journal Homeの3つの特長
1. 研究者と論文を介したネットワークを活用し、読者・投稿者・引用機会を拡大
- Xなどの一般的なSNSに比べてResearchGateのユーザーは研究者に限られるため、そのフォロー関係はジャーナルの対象研究領域と高い親和性を持つ
- フォロワーだけでなく、過去の論文の共著者や引用文献の著者、同じ研究領域の研究者など、多方面にジャーナルの情報を届けることが可能
2. もう一つの公開プラットフォームとして活用可能
- ジャーナル専用ページ上で全文公開(*オープンアクセス論文のみ)
- ジャーナル・インパクトファクター、Cite Score、採用率などの重要指標を表示
- よく読まれている論文をトップ表示
- インパクトのある著者を強調
3. 低コスト&簡単運用
- 投稿記事は論文自体。記事作成や投稿などの手間が不要
- 導入時にアピールしたい表示メトリクスを選定するのみ
- 1年単位で契約可能なため、導入障壁が低い
ジャーナルのさらなる認知拡大と成長に、直接研究者にリーチする「Journal Home」を活用してみてはいかがでしょうか。興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
ジャーナル・コンサルティング Seekl:https://seekl.jp/





