「キャッシュ」に注意!
(第1回:2015年6月)
Webサイトの更新が終了し、お客様に完了の報告をすると、「サイトが直っていないのですが…」とご連絡をいただくことがあります。
これは、「キャッシュを見ている」ことが原因です。
【キャッシュとは?】
キャッシュとは、一度アクセスしたサイトのデータを、ブラウザ(インターネットエクスプローラなどのソフト)が一時的に保管し、同じページにアクセスした時の表示を速くする仕組みです。前回見たときのデータが残っているので、次にまた同じページを見る場合には、「ブラウザがダウンロードした、自分のパソコンの中のデータを見ている」という事になります。
ページは早く表示される便利な機能ですが、前回のデータが表示されてしまうというデメリットもあるのです。
【最新の情報をみるには?】
キャッシュを削除する必要があります。いくつかの方法をご紹介します。
まずは、ブラウザソフトを「再読み込み(更新)」する
更新ボタンの場所はブラウザによって多少変わりますが、通常はアドレスバーの付近にあるこのようなマークです。
また、キーボードの操作でも「再読み込み」ができます。
Windowsの場合
「F5キー」で再読み込みになります。
それでも変わらない場合は、「Ctrl + F5」でさらに強力に再読み込みされます。
Macintoshの場合
ブラウザにより異なります。
- Safari:「⌘ Command + R」または「⌘ Command + Option + E」
または
- Google Chrome:「⌘ Command + R」
- Firefox:「⌘ Command + Shift + R」
それでもダメなら、キャッシュファイルを削除する。
パソコンに保存されたキャッシュを削除します。
(お使いのブラウザのバージョンによって、操作や表記が異なる場合があります)
PDFファイルの変更が確認できない場合は、こちらの方法で解決する可能性が高いです。ぜひお試しください。
Internet Explorer 8.x以上~(Windows)
- [ツール]メニューから[インターネットオプション]をクリック。
(メニューバーが表示されていない場合はキーボードの[Alt]キーを押すと表示されます) - [全般]タブ内の「閲覧の履歴」で[削除]をクリック。
- [お気に入りWebサイトデータを保持する]のチェックを外す。
- [インターネット一時ファイル]にチェック。
- [削除]ボタンをクリック。
※Internet Exploler 9、10の場合、削除が完了すると「Internet Explolerは、選択された閲覧の履歴の削除を完了しました。」と表示されます。インターネットオプション画面の[OK]ボタンを押してから、メッセージ右端の[×]をクリックします。
Google Chrome(Windows・Macintosh)
- ウィンドウ右上の[Google Chromeの設定]を押し、 [履歴]を選択。
- [閲覧履歴データの消去]をクリック。
- キャッシュされた画像とファイル」項目をチェック。
- [閲覧履歴データを消去する]をクリック。
Firefox(Windows・Macintosh)
- ウィンドウ右上の[メニューを開きます]をクリックし、 [オプション]を選択。
- オプションメニューの一番右[詳細]パネルを選択。
- [ネットワーク]タブをクリック。
- キャッシュされた Web ページの中の[今すぐ消去]をクリック。
Safari(Macintosh)
- メニューバーの[開発]をクリックし、 [キャッシュを空にする]を選択。
- 確認のメッセージで[空にする]ボタンをクリック。
最後の手段…複数のパソコンで確認する。
ご自身で使われているパソコン以外で確認するのもひとつの方法です。
普段あまり対象のサイトを見ないパソコンで見てみると、キャッシュの影響もなくスムーズに確認できる場合もあります。
以上となります。
これらの手順を行っても表示が変わらない、という場合には別の原因の可能性もありますので、弊社webサポートセンターまでお問い合わせください。
なお、情報は2015年6月現在のものです。
最新の手順は各ブラウザソフトのwebサイトをご確認ください。