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S1Mユーザーカンファレンス 2015 レポート

S1Mユーザーカンファレンス

2015年12月9日に、4回目となるScholarOne Manuscripts(S1M)ユーザーカンファレンスが、秋葉原コンベンションホールで開催されました。今回はジャーナル編集・出版の域を超え、ジャーナル運営のビジネス的側面を皆さんと一緒に考察しました。(開催概要はこちら)
その他にも、様々なトピックの講演やポスター発表を行いましたので、その概要をご紹介します。

講演:出版モデル、ビジネスモデル 適したモデルとはなにか

日本動物学会事務局長/UniBio Press代表 永井 裕子 様

出版費用とは何か、どう調達するのか、いかに購読料を獲得するか、オープン・アクセス誌が自立するためのAPC(Article Processing Charge)とは何か等、ジャーナル・マネジメントについて、出版モデルとビジネスモデルを呈示しながら、実体験を基にしたお話をして頂きました。

海外セミナー報告:ジャーナル運営の改善のためにEditorial Officeにできること

杏林舍 地元

CSEのショートコースに参加し、そこで得た情報の中から、ジャーナル運営におけるEditorial Officeの役割をまとめました。Editorial Officeが、Editor、著者、査読者とのコミュニケーションを通じて、それぞれの異なるニーズを聞き出し、それに応えるためのアドバイス等を紹介しました。

 

S1M機能紹介:Reviewer Locatorについて

杏林舍 真鍋

優秀な査読者を確保するために、Web of Science から有力な査読者を自動でリストアップするReviewer Locatorの操作方法と海外での導入事例をご説明いたしました。

 

講演:ORCID:connecting research & researchers

ORCID アジア・太平洋地区ディレクター 宮入 暢子 様

世界中で、様々なシステムやサービスにおいて利用が広まり、そのユーザーは200万人にも達する勢いのORCID ID。そもそもORCIDとは何か、名寄せに関する問題等の基本的なお話から、ORCIDの導入事例やメンバーになることで広がる可能性等について、詳しくご解説頂きました。

 

S1M機能紹介:外部サービスとの連携 ―より正確な情報を集めるために―

杏林舍 山田

重複アカウントの作成やアカウントに関する問い合わせの増加等を避けるには、正しい情報を登録してもらうことが必須です。その為には、信用できる情報源を参照できる環境が必要となります。その情報源として有効なのが、ORCID、Ringgold、FundRefなどです。これらの外部サービスとS1Mの連携についてご説明いたしました。

 

講演:S1Mのバージョンアップ/ロードマップ

Thomson Reutersアカウントマネジャー 波多野 薫 様

共同論文執筆プラットフォームであるOverleaf、E-Commerceへの対応、エディターコラボレーションツールなど、S1Mで何が可能になったのか、これから何が可能になるのか、についてお話頂きました。

 

S1M機能紹介:バージョンアップ2015/ 新インターフェース

杏林舍 鳥海

2015年9月10日と12月8日にS1Mのバージョンアップが行われました。新しくなったインターフェースの仕様や新たに搭載された便利な機能、Overleafとの連携等についてご紹介しました。

 

意見交換会&ポスター展示

英文誌の需要が伸びている現状、杏林舎が提供するジャーナル・マネジメントに関するサポート業務をはじめ、剽窃検知ツールCrossCheck、ORCID、Thomson Reutersのサービスや杏林舎の製品に関するポスター展示がありました。
また、カンファレンス終了後には、意見交換会が行われ、ユーザー様同士が交流を図られていました。

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