複数人でも威力を発揮! KaLibの魅力その(2)
前回に引き続き、リリースを間近に控えたKaLibの便利機能を紹介いたします!(KaLibとは杏林舍で開発中の、学術専門の電子書籍サービスです。前回記事はこちら)
学術ジャーナルは個人での閲覧はもちろんですが、複数人で話題にすることも少なくないと思います。 そんなときにお役立ちなのがKaLibの『メモ付き付箋共有機能』です!
KaLibの魅力第2弾! 『メモ付き付箋共有機能』
KaLibでは複数のユーザーで「共有登録」をすることができます。 共有登録をすると、そのメンバーの間で電子書籍につけた付箋やメモなどの情報を共有することができるのです!
例えば、 A教授とB先生、C先生、D先生がいらっしゃるとします。この4人は各々で共有登録がされています。
この4人で共有している学術ジャーナルの論文について、A教授が他3人の先生方に注目してもらいたい部分に付箋を貼ると その付箋が他3人の先生の端末からでも見ることができます。 この機能があれば共有登録者の間で、誰が、どの論文の、どの部分について、どういったチェックをしているかが簡単に情報共有することができるのです!これにより議論がより円滑となり、情報伝達のミスも防ぐことができます。
公開されているマーカーやメモを閲覧するかどうかのON・OFF、どの登録者の公開情報を閲覧するかは、利用者の好みで細かく設定することが出来ます。また、「Twitter」や「Facebook」への連携機能により、世界規模のソーシャルネットワークも活用することができます。
単純かつ柔軟な機能性で、快適な議論づくりのお手伝いができればと思います!
その他にも、皆様の研究にお役立ていただける機能はまだまだあります。 次回もご期待ください!
リリース間近! KaLibの魅力その(1)
もうすぐ2月3日、節分ですね。
節分といえば「鬼は~外、福は~内」と、豆まきのイメージですが、他にも恵方巻きを食べたり、炒った豆を歳の数だけ食べたり、様々な風習がある行事です。
その中でも、柊の枝にイワシの頭を刺して戸口に立てるという風習を皆様ご存知ですか?知識として知ってはいても身近には行う人がいなかったもので、外で見かけたときは一瞬ぎょっとしてしまったり・・・なんてことはありませんか?あんずもびっくりです!
今年もきっちり邪気を祓って、よりよい一年にしたいですね。
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さて、新年迎えまして早一ヶ月。
杏林舍では学術ジャーナルの印刷やオンラインジャーナル公開、学会事務代行などの既存の事業はもちろんですが、新製品・KaLibのリリースにむけて、日々邁進しております。
KaLibとは杏林舍で開発中の、学術専門の電子書籍サービスです。
端的にいえば、学術ジャーナルが電子書籍になったとき、 『論文などが読みやすい機能』がたくさんついているサービスです!
本にはいろんな種類のものがあります。
例えば、小説や漫画などの頭から順番に読み進めるもの、専門書や学術ジャーナルのように読みたい章・節から読み始めたり、要約を斜め読みするもの・・・これらの本は、それぞれ異なる『読みやすい形』があります。
では、実際に『学術ジャーナルが読みやすい形』って、どんな『形』でしょうか?そこで『十字スクロール』の登場です。
KaLibの魅力第1弾! 『十字スクロール』
一般的に「スクロール」というと、表示された画面を進めていくために一方向に 向けて進めていきますよね。横書きのものであれば下へ向かって、縦書きであれ ば左に向かって・・・となっています。
では『十字スクロール』って? それは、「学術ジャーナルの読みやすさ」を追求した形です!
・ひとつの論文の内容を読み進めていくときは上下スクロール
・ジャーナルに掲載されている複数の論文を選ぶときには左右スクロール
この二つを合わせて十字スクロールとなるのです。
実際やってみると想像以上に使い勝手がいいのです!基本的な操作だからこそ、便利さが求められていると思います。
他にも優れた機能があるので、今後ご紹介してまいります。請うご期待!