震災後、Webサイト運用において感じたこと
2011年3月18日、財団法人地方自治情報センターより以下の案内が出されました。
震災に関連した緊急のコンテンツが掲載されているが、PDFやExcelファイルなどは容量が大きくダウンロードに時間がかかり、アクセス集中も重なって閲覧が困難な状況になっているので、誰でも見られるHTMLファイル(Webサイトに)も掲載して欲しいというお知らせです。
地方自治情報センターのお知らせはもっともであり、緊急性を鑑みて粛々と掲載作業をこなすと同時に、どのような形式で情報発信するのかの判断とご提案が重要なのだと感じています。
3月11日からの1カ月間に、杏林舍ウェブサポートセンターには、緊急の告知や案内の掲載依頼がなんと369件ありました。
まだこれからも被災地に向けての情報発信は続きますね。
引き続き、状況に応じて最適な情報発信を臨機応変に行っていきたいと思います。
Webブラウザー乱立!
ホームページを閲覧する時に使用するアプリケーションである Webブラウザー には、いくつかの種類や複数の異なるバージョンが利用されていて、条件によっては『レイアウトの崩れ』などが発生することがあるのをご存知ですか?
Microsoft社製品(純正)
- Internet Explorer 8 [2009年3月 リリース]
- Internet Explorer 7 [2006年11月 リリース]
- Internet Explorer 6 [2001年8月 リリース]
他社製品
- Mozilla Firefox 3.6 [2010年1月 リリース]
- Google Chrome 9 [2011年2月 リリース]
Apple社製品(純正)
- Safari 5 [2010年6月 リリース]
- Safari 4 [2009年6月 リリース]
- Safari 3 [2007年10月 リリース]
他社製品
- Mozilla Firefox 3.6 [2010年1月 リリース]
- Google Chrome 9 [2011年2月 リリース]
と、これだけたくさんあって、それぞれ微妙に違いもあり、作り手としてはレイアウト確認がとても大変です・・・。
さらに、Internet Explorer は Internet Explorer 9(IE9)の製品候補版(IE9 RC)もリリースされ、正式版のリリースも間近、もう4世代が乱立状態となります。
みなさんは、どのWebブラウザーをご利用ですが?(複数使う強者もいらっしゃるかと思いますが。)
「バージョンアップの方法がよくわからない・・・」
「古いバージョンでも、特に問題ないし、もしもバージョンアップしてパソコンの調子が悪くなったら大変!」
というような理由で、今でも古いバージョンのWebブラウザーをお使いの方も多いのでしょうか?
パソコンは原因がはっきりせず急に調子が悪くなることが本当にありますから、余計なことはしたくないですよね。
しかし、Webブラウザーはどれも無料ですし、多少パソコンに自信のある方は最新バージョンを使い、今後どんどん出てくる新しい技術の恩恵を受けるのも、パソコンの醍醐味かもしれません。
また、何より古いブラウザを利用しつづけることによるセキュリティの問題は、2011年2月9日に公開された『Internet Explorerの重要な更新』がその一例ですが、各方面で注意喚起されています。