ScholarOne作戦会議
一昨日(10月25日)、Thomson Reuters社のScholarOne(Charlottesville, Virginia, USA)から、 Keith Collier氏(Vice President & General Manager)が来日しました。
日本のThomson Reuters社、ScholarOne、杏林舍での丸1日をかけた、ScholarOne Manuscripts日本語版の作戦会議。
実りの多い会議を経て、ScholarOne Manuscripts日本語版はさらに良い製品になっていくことを確信出来ます。
発表はもうしばらくお待ちください!
Keith氏はとんぼ返りのスケジュールだったので、ランチしか一緒にできませんでした。
次回は、そうですね、新橋?有楽町?日本のビジネスマンの聖地にでもご案内しましょうかね!それとも・・・。
Keith氏と杏林舍ScholarOneチーム
さよなら…ドラムスキャナー(スキャナーの話)
スキャナーとは・・・そうです、絵や写真などの原稿をパソコンにデータとして取り込める、とっても便利な機械なのです。
最近ではスキャナー機能つきのプリンター複合機も比較的安価で出ていますし、知らず知らずに家庭用スキャナーをお持ちの方も意外と多いかもしれませんね。
そして、自炊(本をバラバラにしてPDF化し電子書籍にする)するなんていう人も出てきたとか!?
さて、わたしたちのような会社が利用するプロ用スキャナー(ドラムスキャナー)はどうかと言いますと、その精度はそれは見事なモノです。
印刷物になった写真(ちっちゃな点の集まりで、表現されています)でも、その点をそのままデータ化してしまうほどの精度なのです。
これまで、製版・印刷会社はそれはそれはお世話になってきました。
ドラムスキャナーによるスキャニングの様子(動画)
しかし、デジタルカメラの高品質化とパソコンデータの扱いにみんなが慣れてしまった現在では、ほぼ100%がデータで入稿され、製版・印刷会社のプロ用スキャナーの出番はほどんどなくなってしまいました。
プロ用の機材を製造するメーカーの商品ラインナップからもスキャナーは姿を
消しています。製版・印刷会社のスキャナーもわずかな保守期間を残すばかりで姿を消していくことでしょう。
「ちょっと待った!医学学術雑誌の世界では、なぜだかまだまだ残っている広告
原稿のスキャンを見捨てないでください!!」とおっしゃるお客様、そうもいかない時代なのです、ご理解ください。
何百万枚の抄録、広告、写真、図表をデータ化してきたスキャナーくん・・・
本当にありがとう、そして、お疲れさま~。
利用されなくなった機関車は公園に飾られて余生を送れるのに、
スキャナーは公園に飾ることはできないけど…わたしたちのココロには。。