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あんずジャーナル

2015年6月26日 トリビア

更新箇所が直っていない?

先日、Webサイトの更新が終了し、お客様に完了の報告をしたところ、「サイトが直っていないのですが…」とWebサポートサービスにご連絡をいただきました。

サポート「こちらではサイトの更新が確認できているのですが…」
お客様「いえ、わたしの画面では直っていないんです。」
サポート「(もしかして、キャッシュかな?)お手数ですが、再読み込みをしてみていただけますか?」
お客様「はい、やってみます。」
サポート(ドキドキ…)
お客様「あっ!直りました!良かった~!でも、なんででしょう?」

これは、「キャッシュを見ている」ことが原因です。
このお問い合わせは非常によくいただきます。
理由や対処方法は、「Webの豆知識『「キャッシュ」に注意!』」をご覧ください!

Webの豆知識

第1回: 「キャッシュ」に注意!

Webサイトの更新が終了し、お客様に完了の報告をすると、「サイトが直っていないのですが…」とご連絡をいただくことがあります... →続きを読む

Webの豆知識 バックナンバーはこちら

2015年6月24日 イベント

国際科学編集者会議(CSE)のAnnual Meetingに参加しました!

2015年5月15-18日に開催されたCSEのAnnual Meetingに参加するために、今年もはるばるアメリカへ行ってまいりました!(CSEの概要と昨年の参加レポートはこちらをご覧ください)

今回の開催地となったペンシルベニア州のフィラデルフィアは、アメリカ独立宣言の署名が行われた地として知られ、市内には独立記念館等の歴史ある建造物が並んでいます。

また、アメリカで最大の学生人口を抱える都市の1つでもあり、緑溢れる美しい市内では、観光客だけでなく、多くの学生がアメリカの歴史や芸術に触れている姿が見られました。


フィラデルフィア美術館から見た街並み。
映画『ロッキー』で階段を駆け上がったロッキーが見た風景です。


アメリカ独立のシンボル「自由の鐘」

Annual Meetingでは、今年も多くのセミナーが開催されました。昨年に引き続き、出版倫理やオープンアクセスに関するセミナーもありましたが、今回はジャーナルのグローバル化に関するセミナーに最も関心が寄せられていました。発表者からは、より良い論文を掲載するためにはグローバル化や投稿論文に対する的確な指摘、話題性のある論文の掲載等ジャーナルの質の向上が必要であるとの話があり、セミナーの終了時間を過ぎても、質問を続ける参加者が多く見られました。

今回はセミナーだけでなく、「ショートコース」にも参加しました。ショートコースでは、「効率的なジャーナル運営」をテーマに、編集者が実践している出版フローの紹介から多忙な編集委員をサポートするための工夫まで、幅広い内容が話されました。

「セミナー」や「ショートコース」への参加を通して、昨年からのテーマの移り変わりの速さやジャーナル独自の工夫に感嘆し、新たに注目されはじめた問題に関する知識や対応力を身に付ける必要性を切に感じました。


Annual Meetingの会場風景

今回のAnnual Meetingで得た情報は、今年開催するScholarOne Manuscripts (S1M) ユーザーカンファレンスや、6月末発行予定のS1M NEWSで詳細をお知らせします。

S1Mユーザーカンファレンスの概要が決定しましたら、弊社HP上やメールでご案内いたしますので、皆様奮ってご参加ください!

2015年6月10日 イベント

工場見学会を開催しました!

杏林舍では印刷がどのような工程で行われているのかをお見せして、杏林舍をもっと知っていただこうと、4月下旬に、弊社と取引のあるイベント運営会社の皆様を川口工場にお招きし、工場見学会を実施いたしました。

はじめに、工場内にある会議室にて、営業企画部長の金子が印刷の歴史から工場の設備や印刷工程について解説しました。活版印刷時代には、職人が活字を一つひとつ選んではめ込んでいったと、当時使用していた活字をお見せしながらお話すると、参加者の皆さんから感嘆の声が上がりました。印刷工程については、実際の「版」を使用した面付け作業をお見せし、台割の重要性について説明を行いました。終了後には見学者の方より「校了後に簡単な文字修正を依頼してしまうことがありますが、データを書き換えるのではなく、大きな版を作り直す必要があることを初めて知りました。これは、時間的にもコストの面でも大きなロスに繋がりますね」という感想も聞かれました。

いよいよ工場に入り、見学スタートです。

まずは、デジタル印刷機のご紹介。「最近では電子版の抄録も増え、必要とする人数分だけ印刷物を制作したいという少ない部数のオーダーも増えてきました…」と説明をしている間に、1冊分の印刷が完了。そのスピードに皆さん大変驚かれていました。

次に、オフセット印刷機へと向かいます。まずは印刷機の大きさに皆さん圧倒された様子です。大きな音を出しながら元気に回り続ける印刷機。それに負けじと大きな声で説明いたしました。製版機で刷られた版を印刷機にはめ、紙とインクをセットして印刷を開始します。印刷機が回っている間も刷り上がりの確認をこまめに行い、不備がないかチェックしています。そうしてようやく印刷が完了しました。

最後に杏林舍の歴史が詰まった資料室をお見せしました。活版印刷で作られた数十年前の雑誌や抄録集を手に取り、「様々な学会の歴史がわかる貴重な場所ですね」との嬉しいお言葉も聞かれました。見学会終了後には、「印刷に関する理解が深まり、仕事を進めていく上で大変有益でした」との感想もいただきました。

このような見学会に興味のある企業や学協会様は是非ご連絡ください。杏林舍の業務についてご説明させていただきます。

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