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あんずジャーナル

2011年6月2日 製品・サービス

KaMsys製品担当者に聞く


KaMsysを担当する、企画課の小林さんにお話を聞いてみました。





―開発を行うに至った経緯を教えてください。
小林:とにかく、いろいろなお客様から会員管理システムの引き合いをいただく機会が多かったのです。しかしながら、杏林舍は会員管理のパッケージ製品を持っていませんので、その都度すべてを開発するお見積となります。そうしますと、どうしても費用が高くなってしまって、お話がそこで終わってしまうことが多いのです。
また、引き合いをいただくことができるのは、杏林舍社内、営業企画部 学会事務グループで会員管理の代行業務を行っていることも1つだと感じています。
それであれば、学会事務グループで住所や会費の管理ツールとして作成したソフトの機能を実際に使っている担当者の監修のもと、さらにブラッシュアップしてお客様に使っていただくことができる会員管理システムを作っちゃいましょうという話になったわけです。会員管理に携わっていなければわからないノウハウが詰められますからね。

―開発で苦労した点はどんなところですか?
小林:杏林舍のデザインチームは画面デザインに相当なこだわりがありまして・・・。
元となった管理ツールに機能はそもそもあったわけですから、使い勝手を良くするために何度も何度も画面デザインの検討を行いました。
「ボタンはそこじゃないだろ!」「えー、その画面で検索出来ないの?」と言った具合にそこではデザインチームが機能にも口を出してくるわけです。そうすると開発チームが・・・・
まあ、ここが杏林舍の強みの1つなのですが。。

―そして、それを無償で提供してしまったわけですね。
小林:ベースとなるシンプルなシステムなので、お電話でのお問い合わせ、個別に操作についてのご説明を行わない、ということを条件に無償とさせていただきました。これであれば比較的小さな学協会の方々にも気軽に使っていただくことができますし、多くの学協会の方々に杏林舍という会社を知っていただく良い機会となればと思っております。

―ボタンや項目を増やせますか?
小林:お客様ごとの機能追加は有償となりますが、これから対応していく予定です。

―今後、KaMsysはどうなっていくのですか?
小林:ご要望の多い機能は追加を検討します。
ゆくゆくはKaMsysと学協会サイトの会員のパーソナルページを結べたらいいですね!無償版のKaMsysでもパーソナルページを利用できる機能を付けられたらいいなと思っています。

2011年5月12日 イベント

第99回日本泌尿器科学会総会

4月21日(木曜日)~24日(日曜日)の4日間、名古屋国際会議場にて第99回日本泌尿器科学会総会が開催されました。
テーマは「医道白寿~永遠への途上」。
第1回総会から数えて、今回はちょうど100年目の総会に当たります。(一度戦時中に開催されなかったそうです。)

 

会場入口を入ると総会のテーマカラーであるエンジ色に染まった「第99回日本泌尿器科学会総会」の横断幕を中心に、両サイドを飾る会長直筆の文字がデザインされた「医道白寿~永遠への途上」「陽は必ず東から昇る」の2つの学会テーマの大きな垂れ幕が目に入りました。
特に「陽は必ず東から昇る」は被災地域の復興を願って、東日本大震災直後からテーマとして追加されたものです。

 

内容も大変充実しており、中曽根元総理・渡邉恒雄氏らによる鼎談や学会メインテーマに即した「医道白寿企画」、会場内に設けられた「医学歴史・未来館」など、興味深い企画が多数開催されており、震災から約1カ月後の開催でしたが、会員・非会員・研修医の先生方が約6,700名、企業・市民の方も含めると約9,500名もの参加があったとのことでした。
閉会後、会長がおっしゃっていたように、「陽は必ず東から昇る」が一刻も早く実現することを固く信じ、今回の総会が「活性化する日本、進化する医療」につながることを心から願います。

2011年4月28日 イベント

第85回日本感染症学会総会・学術講演会

4月21日(木曜日)~22日(金曜日)に行われた第85回日本感染症学会総会・学術講演会でザ・プリンス パークタワー東京へ行ってきました。

東日本大震災発生以降、さまざまな学会・総会や学術大会の中止が相次ぐ中、いち早く(3月16日)学術講演会の開催をご決定されました。
そして内容は、

  • 一般演題発表はポスター発表に変更
  • 緊急企画を開催
  • 懇親会は中止

という形で変更されました。
座長の変更や出席できなくなった演者の先生もいらしたそうです。

 
変更点をまとめた貼り出しがあったり、受付には義援金の募金箱があったり、震災の影響を所々で感じました。

緊急企画では、震災で亡くなった方への黙祷から始まり、被災地の状況報告、被災地での診療報告と続きます。

感染症対策について、現場の写真を何枚も映し出しながら詳細な現状報告が行われました。

学会長から、初日の午前に既に1,000名の参加登録があったと報告があったそうなので、前回が2日間で2,100名という参加者数だったことを考えると、今回の学術講演会の内容は学会員の先生方にとって重要な内容であったことがうかがい知れます。
震災を受け、肺炎やインフルエンザなど、感染症対策はわたしたちにとって身近な問題となっている中で、社会貢献という大きな意義のある学術講演会でした。


ゴールデンウィーク休業のご案内
 2011年4月29日(金曜日)~5月5日(木曜日)
※ 5月2日(月曜日)は臨時休業とさせて頂きます。


 

弊社ではゴールデンウィーク休業を上記のとおりとさせていただきますので、ご案内申し上げます。ご迷惑をおかけすることと存じますが、何卒ご理解、ご了承のほどお願い申し上げます。

・休業中はメールやお電話等でのお問い合わせに対するご返答が休止となります。休業中にいただいたメール,FAXでのお問い合わせにつきましては、5月6日以降、順次ご連絡させていただきます。

・休業中はサポート業務(杏林舍ウェブサポートセンター,ScholarOneサポートセンター,学会事務サポートによる事務局代行、編集支援)を休止させていただきます。

2011年4月27日 イベント

第51回日本呼吸器学会学術講演会

4月22日(金曜日)~23日(土曜日)に行われた第51回日本呼吸器学会学術講演会で東京国際フォーラムへ行ってきました。

今回の学術講演会は、相澤久道会長の急逝や東日本大震災の影響により、追悼講演や緊急企画が開講されることになったりと、さまざまな変更を余儀なくされ、大きな不安を抱えての学会開催となったそうです。
しかも、規模も縮小(企業展示・ポスター発表・ランチョンセミナーの中止)となったのですが、終わってみれば例年をしのぐ4,000名以上の参加があったとのことでした。震災後はじめての大きな学会開催ということで、NHKでも放送されたようです。

そして、急遽開講されることとなった緊急企画「東日本大震災と広域災害時の呼吸器の諸問題」も関心が高く、満席で立ち見の方までいらっしゃいました。震災など緊急事態が発生した場合でも柔軟に対応しようという、先生方の弛まぬ努力がうかがい知れました。

2011年4月25日 製品・サービス »Web

震災後、Webサイト運用において感じたこと

2011年3月18日、財団法人地方自治情報センターより以下の案内が出されました。

地方自治情報センター(LASDEC)
国民へ発信する重要情報のファイル形式について

https://www.lasdec.or.jp/cms/12,22060,84.html

震災に関連した緊急のコンテンツが掲載されているが、PDFやExcelファイルなどは容量が大きくダウンロードに時間がかかり、アクセス集中も重なって閲覧が困難な状況になっているので、誰でも見られるHTMLファイル(Webサイトに)も掲載して欲しいというお知らせです。
地方自治情報センターのお知らせはもっともであり、緊急性を鑑みて粛々と掲載作業をこなすと同時に、どのような形式で情報発信するのかの判断とご提案が重要なのだと感じています。

3月11日からの1カ月間に、杏林舍ウェブサポートセンターには、緊急の告知や案内の掲載依頼がなんと369件ありました。
まだこれからも被災地に向けての情報発信は続きますね。
引き続き、状況に応じて最適な情報発信を臨機応変に行っていきたいと思います。

がんばろう!

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