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あんずジャーナル

2010年5月28日 トリビア

ステレオタイプではありません。(語源の話)

ステレオタイプという言葉、知ってますか?

「固定概念」を指すときに使う言葉で、

ステレオタイプな人たち融通の利かない人たち

というような使い方をしたりしますよね。
活字時代の鉛版、これをステレオタイプと言ったらしく、要するに、

同じものしかつくれない型にはまった

が語源のようなのです。
そもそも『stereo』には「頑固」的な意味があるようです。
ステレオタイプを国語辞典を調べてみると…

(1)鉛版。ステロ(ステロタイプの略,ステレオタイプの訛)版。
(2)紋切型。常套的な形式。また、型にはまった画一的なイメージ。 
[広辞苑より]

鉛版。ステロ版(紙型に鉛の合金を流し込んで作った原版を用いた印刷
版。新聞・辞書などの印刷に用いられる。)。
〔型にはまった行動・思考様式の意にも用いられる〕
[新明解国語辞典より]

と書かれています。

ステレオ』には拡がりがあるというイメージを持っていたので、ステレオタイプという言葉がどうもしっくりこないと思っていたのです。

これで、すっきりしました!

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