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あんずジャーナル

2024年3月13日 お知らせ

ジャーナル・インパクトファクター取得で存在感を増す日本の大学発行ジャーナル

今回の記事は、日本の大学が発行しているジャーナルでESCI(Emerging Sources Citation Index)に収載されている雑誌についてのお話です。

ESCIはClarivate Analytics社の運営するデータベースWeb of Scienceの中では、新興ジャーナル向けのコレクションという位置付けにあります。新興ジャーナル向けといっても、収載には厳格な審査があり、どんなジャーナルでも収載されるというわけではありません。
しかし、2023年よりESCIへ収載されたジャーナルへもジャーナル・インパクトファクター(JIF)が付与されることにったため(参考記事:インパクトファクターが当たり前の時代に?)、今、ESCIはこれまで以上に注目を集めています。
この流れのなかで、日本の大学が発行しているESCI収載ジャーナルもJIFを持つことになりましたので、いくつかご紹介します。

日本の大学発行のESCI収載ジャーナル

福島大学発行(医学)
FUKUSHIMA JOURNAL OF MEDICAL SCIENCE
https://www.fmu.ac.jp/home/lib/F-igaku/journal/editor.html

神戸大学発行ジャーナル(会計)
JAPANESE ACCOUNTING REVIEW
https://www.rieb.kobe-u.ac.jp/tjar/editorial.html

徳島大学発行ジャーナル(医学)
JOURNAL OF MEDICAL INVESTIGATION
http://medical.med.tokushima-u.ac.jp/jmi/index.html

慶応大学発行ジャーナル(医学)
KEIO JOURNAL OF MEDICINE
http://www.kjm.keio.ac.jp/editors/

神田外語大学発行ジャーナル(教育)
STUDIES IN SELF-ACCESS LEARNING JOURNAL
https://sisaljournal.org/about/

筑波大学発行ジャーナル(数学)
TSUKUBA JOURNAL OF MATHEMATICS
https://projecteuclid.org/journals/tsukuba-journal-of-mathematics


ジャーナルサイトを見るとそれぞれ特色のある運営をされていることがうかがえます。筆者が個人的に気になったジャーナルは、神田外語大学が発行するSTUDIES IN SELF-ACCESS LEARNING JOURNALです。このジャーナルでは、自律的な言語学習(self-access language learning)を促進する学習施設やプログラム、学習メソッドに関連する研究を取り扱っています。
同学では独自にSALC(Self-Access Learning Center)という生徒の自律学習を支援する施設を運営するなど、自律学習促進への取り組みに力を入れているようです。
教員が不足するなかで、自律的な学習を促し、効率的により多くの学習効果をあげる研究は、今後ますます重要になっていきそうですね。

このように大学の特色に特化した運営をしているジャーナルが収載されていることからもわかるように、ESCIでは必ずしも引用インパクトのみにジャーナルの価値を求めない、社会的、地域的価値の高い研究を扱うジャーナルを収載する傾向が強まっています。
更に、フラッグシップコレクションであるSCIE(Science Citation Index Expanded)でも、引用インパクトばかりに重点を置かない、ジャーナルの質そのものにも注目した多角的評価に力を入れ始めています。

近年強まりつつある、JIFを初めとする評価メトリクスの誤用による偏った研究評価に反対する動きに呼応するように、今後は引用インパクトばかりを重要視しない、価値のある研究を扱う多様なジャーナルのJIF取得が増えていくと予想されます。
機会があれば、JIF以外のジャーナル評価指標についてもご紹介できればと考えています。

ジャーナル・インパクトファクターに関する相談はこちら(info@seekl.jp

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