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あんずジャーナル

2012年6月12日 製品・サービス »ScholarOne

ScholarOneにまつわる最新の数字

今年も入梅の季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

総会シーズンも落ち着き始め、杏林舍では年度末を迎えようとしています。今年度の締めくくりに向けて、不安定な天候にも負けず舎員一同、本日も全力で業務に励んでおります!

さて、今回は前回記事でも話題にしました2012年4月16日から17日にかけて米国ワシントンD.C.にて開催された、ScholarOneユーザーカンファレンスで関連記事はこちらからどうぞ、ScholarOne代表、Keith MacGregor氏による開会の挨拶で提示された、現在のScholarOneにまつわる状況を示すいくつかの数字をご紹介します。

 

4,560
ジャーナル数(ScholarOneサイト数)

杏林舍が最初にコンタクトをとった2001年、ジャーナル数は400ほどでした。1年半前までは3,000ほどでしたので、飛躍的に増えていますね。 

 

327
顧客数

なお、この数字は純粋な利用学協会数ではありません。たとえば杏林舍から提供している約100学協会は、まとめて「1」とカウントされているので す。実際の利用学協会数ともなると、この数字よりもずっと多いでしょうね。同様に、Wiley-BlackwellやSpringerなどの海外出版社経 由で利用している学協会もそれぞれ「1」とカウントされています。

 

18,000,000
登録ユーザー数

世界で2,000万人に届きそうな数のScholarOne Manuscriptsユーザーが存在するということは、それだけ多くの研究者にとってなじみのあるシステムであると言えますね!

 

102,005,473,280
保管データの総容量 

単位はバイトです。わかりやすくすると95テラバイトです。2000年のサービス開始以来、何度か大きなシステムリプレースしながら進化を遂げ続けるScholarOne Manuscripts、柔軟に性能や機能を向上させております。

 

1/42
サポート要請割合

頻繁なシステムアップデートやヘルプサイトの拡充によってユーザビリティが向上し、投稿数に対するサポートの割合は42投稿につき1と、年々低くなっているとのことです。これは使う側にとっても提供する側にとってもうれしいことですね!

 

1~11,966
ジャーナルごとの年間投稿数の幅

1ジャーナルで年間1万2,000投稿とは気が遠くなりますが…。管理体制に興味津々です。

 

1,820,000
全ジャーナルの合計年間投稿数

2007年からのScholarOneへの全投稿論文数の推移は以下の図に示されています。


毎年、20万投稿は確実に増加しています!

 

ScholarOneの公式サイトではあまりこの数字が更新されませんが、販売代理店としてはとても気になるデータです。
近いうちに、大手海外出版社Elsevierが独自システムへの移行を完了させ、 競合製品Editorial Managerの顧客から抜けることで、オンラインピアレビューシステムは3強時代に入ることが予想されますが、その中でのシェアはScholarOne Manuscriptsがトップを独走することになるでしょうね!販売代理店である杏林舍としては、とてもわくわくしております。今後の展開が楽しみですね!

2012 ScholarOne ユーザーカンファレンス in ワシントンD.C.

4月16日から17日、2012年ScholarOneユー ザーカンファレンスが米ワシントンD.C.にて開催されました。ScholarOneユーザーカンファレンスでは、毎年欧米を中心に世界中の学術出版社や 学協会関係者が集い、最新の学術情報やScholarOneに関連するセミナー・ワークショップが行われております。

こちらがメイン会場となったOmni Shoreham Hotelです!

 

ロンドンで開催された昨年に続き関連記事はこちらからどうぞ、今年も弊社のScholarOneチームメンバーが参加いたしました。今回の参加者数は250名を超え過去最高となり、メイン会場には、なんと米大統領就任式も行われるOmni Shoreham Hotel内の広大な会議場を使用した大規模なものとなりました!

 

メイン会場内の様子。過去最高の参加人数です!

 

 

このカンファンレンスでは2日間に渡ってたくさんの有益な基調講演やセミナー・ワークショップが行われました。内容の一部を紹介します。

 

  • 基調講演: 世界的な論文投稿の潮流分析
  • ScholarOneを使った出版社ごとの戦略分析
  • 出版社にとって、デジタルデータを保持する意義とは?
  • レポート機能のワークショップ
  • ScholarOne新機能: 要望を集め、有益性を投票する新サイトのワークショップ
  • ジャーナル運営にあたり、今後の戦略/現状分析の方法の紹介
  • さらに大幅強化されたレポート機能のレクチャー
  • 今後のバージョンアップの展開

などなど、その他にもたくさんの情報を得ることができました。

また、このカンファレンスではScholarOneを利用しているユーザーの立場から、独自のテーマを決めてプレゼンする枠が設けられています。弊社の代表者もプレゼンの場を頂くことができました。
せっかく英語圏の方々に向けた場ですので、「非英語圏の立場からの ScholarOne Manuscriptsというテーマの下、以下の内容についてプレゼンしました。

  • 杏林舍とScholarOneの関係(Thomson Reuters合併以前からのつながり)
  • 非英語ジャーナルからの利用ニーズとS1M日本語版の開発
  • 日本語版開発からJ-STAGE採用、利用ジャーナルの爆発的増加の流れ
  • 非英語ジャーナル独特の問題感覚
  • 非英語ジャーナルと英語ジャーナルを共存させるTips
  • ユーザーの仕事を効率化させている要素は何か
  •  

その日の終了後のパーティでは色々な方に声をかけられ、「とても興味深かった」「普段日本の話を聞く機会がないから面白かった」などの感想をいただきました。反応をいただけるのはとてもありがたく、うれしいことですね!

ScholarOne Manuscriptsの世界展開は、日本以外では(中国も含め)すべて各地域のThomson Reutersがみずから販売・サポートを行っていて、代理店の形式を取っているのは杏林舍だけです。
これからも「杏林舍だからこそできる」サービスを生かしてScholarOne Manuscriptsを提供していこうという思いを一層強めました。

ScholarOne Newsletterのトピックとプレスリリース

Thomson Reuters では年に4回の ScholarOne Newsletter を発行しています。「Don't Just Buy a System. Form a Partnership」の理念のもと、ユーザーに向けて発信される ScholarOne Manuscripts の(最新)情報です。

ScholarOne Newsletter(Thomson Reuters)
http://scholarone.com/newsletter/


 

2011年4月号の「WELCOME TO OUR NEWEST CUSTOMERS」Spotlight記事で独立行政法人科学技術振興機構(JAPAN SCIENCE & TECHNOLOGY)が紹介されています。
もちろん日本総代理店の弊社経由ですので、杏林舍のことにも触れられています。

WELCOME TO OUR NEWEST CUSTOMERS
Learn more about the 64 new journals joining us from JST

http://scholarone.com/media/pdf/j-stage_s1-spotlight.pdf


 

そして、6月7日にトムソン・ロイターの日本および米国本社よりプレスリリースが出ました!どうぞご覧ください!

日本語版
http://science.thomsonreuters.jp/press/release/2011/jst_selects_scholarone/
英語版
http://thomsonreuters.com/content/press_room/science/JST-selects-scholarone
 
2011年4月21日 製品・サービス »ScholarOne

ScholarOne Manuscripts ユーザーカンファレンス in ロンドン

2011年4月11日~4月12日にかけて、ロンドンのホテル Hyatt Regency にて ScholarOne Manuscripts の2011年ユーザーカンファレンスが開催されました。

ACS(米国化学会)、BMJ(英国医師会雑誌)、New England Journal of Medicine、Royal Society of Medicine、Oxford University Press、Taylor & Francis、Wiley-Blackwell 等々、世界中の学協会と出版社から学術ジャーナル編集者の参加があり、総勢約200名!
大盛況なユーザーカンファレンスでした!!

このカンファレンスは、米国シャーロッツビルにある Thomson Reuters社 ScholarOne事業部の主催で年に1~2回、ロンドンとシャーロッツビルで交互に開催されています。

その内容は、

  • 最新機能の紹介
  • ピアレビューのワークフロー効率化のための提案
  • 忘れられがちだけど、とても便利な使い方の紹介
  • ジャーナル担当者によるショートスピーチ(ケーススタディ)
  • 出版社によるショートスピーチとディスカッション(ケーススタディ)
  • ScholarOne Manuscripts に今後搭載してほしい機能のディスカッションと提案
  • ジャーナル運営にあたり、今後の戦略/現状分析の方法の紹介
  • さらに大幅強化されたレポート機能のレクチャー

等々・・・

システムを日々利用する著者や編集委員・事務局だけでなく、出版社向けの内容も含んでおり、あらゆる観点から学術ジャーナルの価値を向上するためのプログラムとなっています。
参加されたみなさんは、ご自身のジャーナルが抱える問題やその改善への意識がとても高く、発言が活発でディスカッションも白熱しました。杏林舍からは今回初めての参加でしたが、担当者は大変勉強になり身が引き締まる思いで帰国したようです。

今後、日本でも ScholarOne Manuscripts のユーザーを対象にした集いを開催する予定です。
詳細が決まりましたら改めて告知しますが、みなさんと一緒に盛り上げていければと思いますので、是非ふるってご参加ください!




ほとんどの学協会、出版社の方々とお話しをしてきました。
その中で、今回の震災のお悔やみと励ましのお言葉をいただきました。
この場を借りて、みなさまにご報告いたします。

2010年12月3日 製品・サービス »ScholarOne

ScholarOne Manuscripts導入セミナー開催!

看板
11月24日(水)、如水会館において『ScholarOne Manuscripts導入セミナー』を行いました。
約70名もの方にご参加いただき、会場は満席で大盛況でした。


今回のセミナーでは、ScholarOne Manuscriptsを既にご導入されている日本動物学会 永井様、日本疫学会 橋本様、化学工学会 山下様より「導入決定のポイント」や「使い心地」など、ご来場者に身近な内容の体験談や感想をお話しいただきました。ユーザー3名の講演に、会場が大きくうなずいている様子が印象的でした。
また、イギリスから来日したトムソン・ロイター ScholarOne事業部 David Thomas氏より『世界のトップジャーナルが自ら選ぶScholarOne Manuscriptsの先進性と将来性』について説明させていただきました。

日本動物学会 永井様
『ScholarOneによってもたらされたもの―ペンギンの表紙が欲しかった―』
日本動物学会 永井様

質疑応答の際には、たくさんの方から続々とご質問をいただき、ScholarOne Manuscriptsへの期待の高さと可能性は想像以上だとあらためて感じました。

ただいま杏林舍では『ScholarOne Manuscripts Demonstration Weeks』を開催中です。
セミナーでは時間の関係でデモを行うことはできませんでしたので、ぜひこの機会に詳しいデモをご覧ください。

ScholarOne Manuscripts Demonstration Weeks
お申し込みフォーム

https://www.kyorin.co.jp/sms/

ご来場いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!

ご自由にお持ちください。

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