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あんずジャーナル

ScholarOne Manuscripts User Conference 2017 in マドリード 参加レポート

5月3、4日の二日間にわたり開催されたScholarOne Manuscripts (S1M) User Conferenceに、今年も弊社S1Mサポートチームが参加しました。S1M User Conferenceは年に1回、開発元のClarivate Analyticsが主催となり、世界各国のユーザーを招いて開かれるカンファレンスです。今回はタパスの美味しい街、スペインの首都マドリードにて開催されました。


スペインの政治・経済の中枢を担いつつ中世の面影を色濃く残すマドリードの街並み


カンファレンス会場

今年も盛り沢山のプログラムで、アメリカ、イギリスをはじめ各国から100名の参加者が集結し、カンファレンスの冒頭ではS1Mの統括責任者であるJosh Dahl氏より新社名についての説明がありました。

昨年皆様へご案内しましたように、2016年10月3日付でThomson ReutersのIP & Science事業の資本元がOnexおよびBaring Asiaへ移行され、社名も「Clarivate Analytics」に変更されました。
以前はThomson Reutersの1事業として運営されていましたが、現在はClarivate Analyticsの単体事業として運営されることとなり、S1Mのロゴなども変更中です。
また、企業としてのミッションもリニューアルされています。

新たなミッション

Clarivate Analyticsは、世界中のお客さまに信頼の置ける知見や分析を提供することでイノベーションを加速させ、新しい技術ソリューションのより迅速な発明・発見、保護、事業化をサポートします。

新しいミッションの紹介とともに、「単体事業となったことで、今後は以前に比べより柔軟にシステム改善のための投資が行えるようになります。」と報告がありました。
弊社スタッフも、今年に入りシステムのアップデートの頻度が上がってきているなど、昨年までにはなかった違いを実感しています。 新体制への移行後、品質管理には良い意味で変化がみられ、サポートも以前と変わらず誠実かつ迅速に対応されています。

また、Clarivate Analyticsは、以下にフォーカスして、Web of ScienceなどS1M以外のサービスについても今後も変わりないサービスを提供していきますとのことでした。

  • 科学と学術研究
  • 生命科学
  • 特許調査
  • 工業規格
  • 知的財産マネジメント
  • 商標調査、登録、管理
  • ドメインとブランド保護

挨拶の最後には、今回のカンファレンスのテーマ「Knowledge into Action」について、過去と現在を比較した学術出版フローの進歩を紹介しました。
紙媒体での郵送がオンライン化し、公式な識別子などなかった論文にDOIが付与され、出版されればそれで十分とされていたことがジャーナルのインパクトにもこだわるようになるなど、この数十年で学術出版業界は目覚ましい進化を遂げています。
また現在のトレンドとしては、オープンアクセス化、悪徳出版および不正論文の取り締まり、論文のインパクト向上などに向けた取り組みがクローズアップされているとのことです。


Josh Dahl氏によるカンファレンスでの冒頭挨拶

メインプログラムでは、オープン・ピアレビュー、世界中での査読状況の統計データ、プレプリントの動向についてなど興味深いプログラムがいくつもありました。プレプリントは特にここ2~3年で登載数が急増し、それに伴い新規プラットフォームの数も増えているようです。
S1Mロードマップの目玉として、昨年のカンファレンスで公表された会議ツールがいよいよ近日中にリリース、その他にも次回のバージョンアップで査読者の画面インターフェースの大幅改善なども予定されています。

各プログラムの詳細は次号のS1M NEWS Vol.14でお届けしますので、楽しみにお待ちください!

※最新のS1M NEWS Vol.13の特集は、『国内の査読状況「査読依頼・日数」の集計結果』です。
https://www.kyorin.co.jp/modules/scholarone/index.php?content_id=7

2017年2月17日 トリビア

誰でも使いやすいホームページって?

モノシリ先生(以下 モ)「う~ん、困ったのう」

あんず(以下 あ)「どうしたんですか?」

「ホームページの字が小さくて読みにくいんじゃ」

「モノシリ先生、老眼なんですか??(笑)」

「ば、バカにしちゃいかん!高齢者のインターネット利用者はどんどん増加しているんじゃ。」

インターネットが広く普及した今、若い世代だけでなく、高齢者や障がい者など、様々な人がホームページを利用するようになりました。
誰でも使いやすいホームページとは、どんなホームページなのでしょうか。

Webの豆知識

第6回: 「誰でも使いやすいホームページ」を目指そう!

2015年末の日本におけるインターネット普及率は83%を超え、10人に8人が利用するまでになりました(総務省調べ)。特に近年は、シニア世代(60代~)の利用率は75%を超え... →続きを読む

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2017年1月1日 ご挨拶

年始のご挨拶 2017

新年あけましておめでとうございます。

杏林舎は今年度で70周年を迎えました。これもひとえに皆様のご支援、ご協力あってのことと、心より感謝申し上げます。

70周年を機に、改めて初心に戻り、お客様へ価値あるサービス、新鮮な情報を提供し、さらなる挑戦を続けてまいります。

本年もご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

PS. 杏林舎からの年賀状、届きましたか?
今年の年賀状は70周年を迎えたご挨拶となっております。ぜひご覧ください。

2016年12月28日 ご挨拶

年末のご挨拶

クリスマスも終わり、いよいよ年末、そして新年が近づいてきました。

2016年は、ScholarOne Manuscriptsユーザーカンファレンスの開催、様々な学術大会への出展を行いました。多くのお客様にお集まりいただき、どのイベントもお蔭様で盛況で終えることが出来ました。
また、KaLib Storeの商品も充実し、ご好評いただいております。商品はこれからも続々と、追加予定です。

来年も、皆様にとって価値ある情報の提供を目指してまいります。
どうぞ、よいお年をお迎えください。

PS. 2017年カレンダーのお知らせ
杏林舎カレンダー、皆様のお手元に届いていますか?
恒例の来年のラッキーカラーを採用した表紙ですが、2017年は「ブルー・シルバー・ゴールド」ということで、3種類をご用意しました。
たくさん使っていただき、皆様にラッキーが訪れることをお祈りしております!

年末年始休業のご案内
休業期間:2016年12月29日(木曜日)~2017年1月4日(水曜日)

※2017年1月5日(木曜日)午前8時30分より営業を開始いたします。
※年末年始休業について、詳細はこちらをご覧ください。

2016年11月14日 杏林舍について

創立記念式典を行いました

2016年11月10日に創立70周年を迎え、本社にて記念式典が執り行われました。

学術誌の印刷業として創業し、時代の変化に合わせて変遷し、現在は学術雑誌制作はもちろん、編集業務やwebサイト、電子書籍、総会運営、会員管理…と学協会様支援を中心に多岐にわたるサービスを展開しております。

創立70周年を迎えることができましたのは、多くのお客様のご指導とお力添えのおかげと深く感謝しております。

社員一同決意を新たに、一層の努力をして皆様のご愛顧にお応えしてまいります。

今後とも、なにとぞご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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