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あんずジャーナル

2023年6月30日 製品・サービス »ScholarOne

2誌が新たにインパクトファクターを取得!

日本時間の2023年6月28日に2022年Journal Impact Factor (JIF) がClarivate Analytics社から発表されましたが、杏林舍が創刊からサポートしている2ジャーナルが今年、新たにJIFが付与されました。

2016年の創刊準備開始の時点から、杏林舍は日本大腸肛門病学会が発行するJournal of the Anus, Rectum and Colon (JARC)、日本脊椎脊髄病学会が発行するSpine Surgery and Related Research (SSRR)の創刊に向けたコンサルティング、そして創刊後のEditorial Officeとしてジャーナル運営全般に関するサービスと課題解決のサポートを行ってまいりました。

杏林舍のコンサルティングが提供するジャーナルの成長戦略は、当初からPMCやDOAJなどのデータベース収載だけではなく、JIF取得を主眼においており、その戦略に沿って編集委員会と共に着実に準備を進めました。

両誌共に2017年の創刊と同時にClarivate Analytics 社の提供するWeb of Scienceに申請を行い、2018年からEmerging Science Citation Index (ESCI) に収載されていました。2022年10月にClarivate Analytics 社から突如発表されたJIFの付与ルール変更に伴い、2023年に発表された2022年JIFからJARCとSSRRの2誌がJIF対象となりました。

なお、JARCは1.4、SSRRは1.2という結果でした。今後はJIFの向上が両誌の課題となります。

杏林舍では、この他にも現在複数のジャーナルにJIF取得に向けたコンサルテーションを提供しています。

論文執筆時のAI利用は “要注意”

日本時間の5月18日に医学領域における国際基準を策定している国際医学雑誌編集者委員会のICMJE(国際統一投稿規定)の改訂がありました。https://www.icmje.org/news-and-editorials/icmje-recommendations_annotated_may23.pdf

今回の改訂における主な変更点ではAI を用いたソフトウエア等に関する項目が追加されました。主な内容としてはAI生成技術を著者として認める事は出来ない、また論文の執筆時や研究課程においてそれらの技術を使った場合、どの様な方法で何に使ったのか、を開示する必要があります。また、AI生成技術から得た情報を文献として引用する事は不適切であるとのことです。

それ以外にも「機密性を維持するにあたり、出版前の論文をAIソフトウエアにアップロードしてはならない」と記載があります。これが意味する事は、出版前の論文をAIにアップロードすることで、論文の内容がAIの学習機能に取り込まれてしまい、その情報が別の検索機会に活用されていくことになります。よって、この様な行為は学術出版における機密保持の侵害に繋がり、医学出版倫理上、倫理違反となります。

AI機能は非常に便利な機能ですが、使い方を間違えると知らぬ間に情報漏洩に加担している事になりかねませんので、是非気を付けて利用してください。

また、上記に付け加え、Reporting Guidelinesとして、CONSORTやCAREなどのこれまでの研究デザイン別のガイドラインに加えて、性別やジェンダーに関するガイドラインSAGERが追加されました。

S1MNEWS No.22 発行のお知らせ

お待たせしました、S1MNEWS No.22 発行しました。

特集レポート①では、前号に続き“国内論文投稿状況”の第2弾として、2018~2022年の論文投稿数の集計結果をご紹介します。
調査は、2018/1/1~2022/12/31の期間でScholarOne Manuscripts利用ジャーナルの中で5年間の投稿実績のある157誌(和文誌:94誌、英文誌:63誌)を対象としてデータを抽出し、さらに年別・月別・分野別・国別などで集計しています。
また、特集レポート②では「学術集会開催の最近の傾向」として、2021年から急速に増えてきた「ハイブリッド開催」についての実態について紹介しています。


最後に、この度弊社にてスタートした「ジャーナル診断」サービスについてご紹介させていただいています。
JIFがESCI収載ジャーナルへも付与されるようになり、様々な関連記事をネット上で見かけるようになりました。これまでよりもIF取得が容易になったことで、より多くのジャーナルが国際的な認知度を高める追い風になっているかと思います。
もしジャーナルの価値や認知度を高めるための手段にお困りのことがございましたら是非ご利用ください。
詳しくは、S1MNEWS No.22 をご覧ください。

S1MNEWS2023年5月発行 第22号

主な記事
■①国内論文投稿数の推移
■②学術集会開催の最近の傾向
■学術雑誌の知っておきたい基礎知識
■<新サービス紹介>ジャーナル診断

2023年1月1日 ご挨拶

年始のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

今年も『S1Mニュース』や『あんずジャーナル』を通じ、海外の学術ジャーナルの動向など、様々な最新の情報を皆様にお伝えしてまいります。
また、英文誌を中心としたサービスのさらなる充実を予定しております。どうぞご期待ください!

新年の営業は1月5日(木曜日)より開始いたします。

PS. 杏林舎からの年賀状、届きましたか?
今年の年賀状はより幅広くサービスを展開する英文ジャーナルサービスのご案内です。ぜひご覧ください!

2022年1月1日 ご挨拶

年始のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

今年も『S1Mニュース』や『あんずジャーナル』などを通じて、学術の最新情報を皆様にお伝えしてまいります。
また、医学系学会向けのeラーニングシステムサービスを開始いたします。
どうぞご期待ください!

新年の営業は1月5日(水曜日)より開始いたします。

PS. 杏林舎からの年賀状、届きましたか?
今年の年賀状は新サービス「医学系学会向けeラーニングシステム KaLibEL(カリベル)」リリースのご案内です。ぜひご覧ください!
https://www.kalibel.jp/

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